2022年04月19日
2022春キャン! その4
車を停めて、駐車場横のカフェに行く。
ここは看板犬のゴールデンレトリバーをモフるところである。
そのついでにランチをするところである。

ランチ?
そう、もたもた撤収している間に時刻は正午。
まあいつものことだけど。
以前、このカフェはカレーが売りだった…気がする。
今回行ってみたら、なぜか油そばが売りになっていた。カレーがメニューから消えてた。不思議。
息子はどう考えてもそれデザートでは?というモナカアイスメニューを頼みたがる。
いいけどさ、ランチ的な物も食べてほしい。
というわけで、私が油そば、夫氏はライスバーガーセット、息子はソーセージ盛り合わせと枝豆セットで。
息子のはビールのおつまみ?って感じのオーダーになってしまったが、本人の好みに合わせるとこうなってしまう。
他の料理もどうせシェアして食べるからまあいいか。
ランチの写真…そんなものはない。
だから〜気をつけようって思ってたのに〜気を抜くと忘れる〜
息子の写真はしこたま撮っているのに〜

さーて、お腹がいっぱいになったところでビーチに行ってみる。
最初、波打ち際でウヒャウヒャ言っていた息子だったが、気がついたらずぶ濡れになっていた。
予想はしていた。

思う存分ビーチで波と戯れて、気がついたら全身びしょびしょ。
でも大丈夫。カフェの横にコインシャワーがある。温水シャワーもある。
車から着替えを持ってきて、ついでにボディーソープ持ってきて、全身洗って着替えさせる。
よし、じゃあ、帰ろうか。
「水族館行きたい。」
…隣の須美江ビーチにはミニミニ水族館がある。
息子が小さい時にはよく行ったが、最近は行ってない。
たまには覗いて帰りますか。
というわけで、水族館に立ち寄る。
入った時は他のファミリーもいたが、しばらくすると我々だけになった。なんか、いつもこんなんだな。

心ゆくまでお魚を眺めて帰途についた。
帰りの車で眠気に襲われた息子。
「…眠いんじゃない?」
「大丈夫!」
「…海で遊ぶと大体眠くなるもんなんだよ〜。」
「プールと一緒!?早く言ってよ!!」
いや、考えればわかるじゃん。まあ寝てもいいじゃない?
いろんな事ができる昼間に寝るのがどうしても勿体無くて嫌いな息子は、夜までどうにか起き続けたのであった。
「キャンプ、楽しかった!!!」
おー。息子もついに目覚めたか。
「次、いつ行く?』
まあ待て、春は天候不順だから、天気予報と睨めっこしながらまた考えよう。
というわけで、今回はこれでおしまい。
ここは看板犬のゴールデンレトリバーをモフるところである。
そのついでにランチをするところである。

オシャレカフェ
ランチ?
そう、もたもた撤収している間に時刻は正午。
まあいつものことだけど。
以前、このカフェはカレーが売りだった…気がする。
今回行ってみたら、なぜか油そばが売りになっていた。カレーがメニューから消えてた。不思議。
息子はどう考えてもそれデザートでは?というモナカアイスメニューを頼みたがる。
いいけどさ、ランチ的な物も食べてほしい。
というわけで、私が油そば、夫氏はライスバーガーセット、息子はソーセージ盛り合わせと枝豆セットで。
息子のはビールのおつまみ?って感じのオーダーになってしまったが、本人の好みに合わせるとこうなってしまう。
他の料理もどうせシェアして食べるからまあいいか。
ランチの写真…そんなものはない。
だから〜気をつけようって思ってたのに〜気を抜くと忘れる〜
息子の写真はしこたま撮っているのに〜

ランチの後思う存分ワンコをモフり倒す私と息子
さーて、お腹がいっぱいになったところでビーチに行ってみる。
最初、波打ち際でウヒャウヒャ言っていた息子だったが、気がついたらずぶ濡れになっていた。
予想はしていた。

海は楽しすぎるし、まあしょうがない
思う存分ビーチで波と戯れて、気がついたら全身びしょびしょ。
でも大丈夫。カフェの横にコインシャワーがある。温水シャワーもある。
車から着替えを持ってきて、ついでにボディーソープ持ってきて、全身洗って着替えさせる。
よし、じゃあ、帰ろうか。
「水族館行きたい。」
…隣の須美江ビーチにはミニミニ水族館がある。
息子が小さい時にはよく行ったが、最近は行ってない。
たまには覗いて帰りますか。
というわけで、水族館に立ち寄る。
入った時は他のファミリーもいたが、しばらくすると我々だけになった。なんか、いつもこんなんだな。

思う存分お魚を堪能する息子
心ゆくまでお魚を眺めて帰途についた。
帰りの車で眠気に襲われた息子。
「…眠いんじゃない?」
「大丈夫!」
「…海で遊ぶと大体眠くなるもんなんだよ〜。」
「プールと一緒!?早く言ってよ!!」
いや、考えればわかるじゃん。まあ寝てもいいじゃない?
いろんな事ができる昼間に寝るのがどうしても勿体無くて嫌いな息子は、夜までどうにか起き続けたのであった。
「キャンプ、楽しかった!!!」
おー。息子もついに目覚めたか。
「次、いつ行く?』
まあ待て、春は天候不順だから、天気予報と睨めっこしながらまた考えよう。
というわけで、今回はこれでおしまい。
2022年04月15日
2022春キャン! その3
夜10時も回ると、さすがのおっちゃんたちも静かになってきた。
そろそろ就寝タイムである。
このキャンプ場、各サイトにミニ炊事場がある。そしてコンクリ製のテーブルとベンチがあり、電源もある。
至れり尽くせりのキャンプ場なのである。
これでトイレが和式じゃなく洋式なら…まあ、綺麗にしてあるだけで御の字だよね。
ミニ炊事場で歯を磨いて、テントで着替えて寝る。
冬用寝袋がやや暑いかもしれないが、取りあえず入って寝る。
夫氏がエアポンプで膨らませてくれたインフレーターマットの寝心地が最高である。
エアーポンプとインフレーターマットの空気入れ口をホームセンターの透明ホースで接続すればいいとネットに書いてくれたキャンパーさんは神である。
この情報のお陰でマットを膨らますのもエアー抜くのもどんだけ楽になったことか…。
さーて、おやすみ…
キェーーン!!!!
うおっ!こ、この声は…
キェーン!!!キェーーーン!!!
これ鹿だよね、めっちゃ近くね?
絶対すぐそばで鳴いてる!
火の始末をしていた夫氏が慌てて撤収に入る音がする。
野生動物って結構侮れないというか、君子危うきに近寄らずというか、遭遇は避けられるなら避けたほうが賢明である。
我が家は残飯も食料品もテーブルも椅子も夜はテント内に収納するから、荒らされるということはないはずなんだけど。
にしても、すごい近いな、テントの真後ろとかそんな感じ。人の気配はわかってるはずなんだけど、なぜ近寄ってくるんだか。
ま、流石にテントに突撃とかしてこないでしょ。寝よ寝よ。
朝。最初に目が覚める。
ピーヒョロ、ピーヒョロロとトンビの鳴く声が響いている。海だもんね。
しかし、それと同時に、
コツコツコツコツコツ! コツコツコツコツコツコツコツ!!!
…なんだこの音。
着替えてテントの外に出てテントの後ろの高い木を見上げる。あの辺から聞こえてくる。
鳥ははっきり見えないけど、これってやっぱりキツツキだよね。しかし、なんだかんだとにぎやかいな、この辺り。
まずはお散歩がてらトイレに行く。

ぐるっとひと歩きしてテントに帰り、お湯を沸かしてコーヒーを淹れていると夫氏が起きてきた。
「何これ、キツツキ?」
「多分そう。」
「キツツキ…結構うるさいね。」
「ここまで至近距離でコツコツやられると流石にね。」

さて、朝ご飯作るか。昨日の冷やご飯どうしよう。
カップスープの素でリゾット…いや、フリーズドライ味噌汁で、味噌おじやはどうだ!
メスティンのままクーラーで保存していた冷やご飯に直接水を入れ、そこにフリーズドライ味噌汁を入れて火にかける。
グツグツ煮て出来上がり。
卵を入れてもよかったが、まあいいか。
それと同時進行でパンケーキの準備。
たまにはホットサンドとかでもいいんだけど、夫氏がキャンプ朝ご飯はパンケーキにこだわるのだ。
「キャンプで朝パンケーキとか、オシャレじゃん!」
こだわりのポイントがわからんが、そういうことらしい。まあいいけど。
200mlのパック牛乳と卵一個、九州パンケーキ一袋。計量が要らないのは楽だ。
ぐるぐる混ぜてフライパンで焼いて出来上がり。
むにゃむにゃ起きてきた息子とトイレに行きがてらお散歩してきた夫氏に味噌おじやを渡す。
「味噌おじや美味しい!」
「お母さん、僕も食べる〜。」
二人で味噌おじやをむしゃむしゃ食べている。
パンケーキ入るのか?
入るらしい。
「食料は大体食べたの?」
「いや、まだかなり残ってるけど。」
「この昨日の残りの焼き鳥、焼いて食べよう!」
朝から焼き鳥…入るね君たち。
フライパンで焼くか…あ、そうだ、セリアで100円で買ってきたミニミニ焼き網で焼けばいいか。
これ、今回思いつきで買って持ってきたけど、便利だわ。
メスティンを直接五徳にかけるとひっくり返りやすいってネットで読んだんで固定用に買ってきたんだけど、これがあればソロストーブの上にヤカンかけるのも安心だし、朝急に思いついて焼き鳥焼くのにも便利…普通しないか。
そして一つ問題が発生。
「実は備長炭が消えていません。」
「え?一晩中燃えてたの?」
「手をかざしてみてー。」
ソロストーブに手をかざすとあったかい。ウッソ、一晩経ってるのに。
「炭を入れる缶を忘れてきたんだよね…」
「…メスティンで良くない?」
「へ?」
耐熱性があり、密閉性がある。メスティンでいけるじゃん。
おじやの後のメスティンをじゃじゃっと洗って拭いて渡す。
夫氏が恐る恐る炭をメスティンに入れて蓋をする。
十数分後、メスティンは冷たくなっていた。
酸素遮断であっさり鎮火したらしい。
「まさか…こんな使い方が…」
「使えるものは何でも使わないと。キャンプだし。」
メスティン、もう使わないだろうと思ってたけどこんな使い方ができるならまた持ってきてもいいのかも。
本来の使い方とだいぶかけ離れているけど。
さて、ご飯を食べたら撤収準備である。
設営が遅いのに撤収が早いという訳もなく、我々の撤収はいつも大体チェックアウトタイムギリッギリである。
周りのキャンパーさん達が手際よく片付けて撤収していくのを見送りながら、もたもた片付けるのがお決まりである。
しかし!ここのキャンプ場はチェックアウトタイムが遅い!13時である。
大体どこのキャンプ場も11-12時チェックアウトなので、これはありがたい。
ありがたいっちゃありがたいが、こうなるといくらでも遅くなるのが我が家。
それはそれでどうなん?という感じもある。
まあそんな感じで、息子に「片付けもちゃんと一緒にやるんだよ!」と釘を刺す。
とりあえずペグ抜きからさせる。
「抜けない!」
もー全く。こうやってテコの原理でグッ!と…抜けない。
もっというと、びくともしない。
どこに刺さってるんだ、これ。
揺すっても、掘っても抜けない。一本目からこれかよ。
「…ここ掘ってくれる?これ使っていいから。」
「わかった!!」
嬉々としてペグを掘り出す息子。
頼んだぞ。結構お高かったこのペグ(エリッゼステーク)、なんとしても回収して帰らねば。
その間に我々はテントの中を片付けたり、荷物を車に積み込んだり。
息子を見ると、地面を掘ることが目的化していた。
試しにペグを抜いてみると抜けた!ありがとう息子!!
で、穴ぼこ空いてるよね、ここ埋めておこうか。
「だって石がたくさん出てきたんだもん。」
うん、そうだね、でも水たまりにするわけにもいかないしさ。
その後ペグ回収のお仕事をお願いしたりして、息子も結構働いてくれた。
お陰でやっと出発です!!!
…じゃ、カフェに寄って行こうか。目の前だけど。駐車場まで車動かすのに30秒かからないけど。
そろそろ就寝タイムである。
このキャンプ場、各サイトにミニ炊事場がある。そしてコンクリ製のテーブルとベンチがあり、電源もある。
至れり尽くせりのキャンプ場なのである。
これでトイレが和式じゃなく洋式なら…まあ、綺麗にしてあるだけで御の字だよね。
ミニ炊事場で歯を磨いて、テントで着替えて寝る。
冬用寝袋がやや暑いかもしれないが、取りあえず入って寝る。
夫氏がエアポンプで膨らませてくれたインフレーターマットの寝心地が最高である。
エアーポンプとインフレーターマットの空気入れ口をホームセンターの透明ホースで接続すればいいとネットに書いてくれたキャンパーさんは神である。
この情報のお陰でマットを膨らますのもエアー抜くのもどんだけ楽になったことか…。
さーて、おやすみ…
キェーーン!!!!
うおっ!こ、この声は…
キェーン!!!キェーーーン!!!
これ鹿だよね、めっちゃ近くね?
絶対すぐそばで鳴いてる!
火の始末をしていた夫氏が慌てて撤収に入る音がする。
野生動物って結構侮れないというか、君子危うきに近寄らずというか、遭遇は避けられるなら避けたほうが賢明である。
我が家は残飯も食料品もテーブルも椅子も夜はテント内に収納するから、荒らされるということはないはずなんだけど。
にしても、すごい近いな、テントの真後ろとかそんな感じ。人の気配はわかってるはずなんだけど、なぜ近寄ってくるんだか。
ま、流石にテントに突撃とかしてこないでしょ。寝よ寝よ。
朝。最初に目が覚める。
ピーヒョロ、ピーヒョロロとトンビの鳴く声が響いている。海だもんね。
しかし、それと同時に、
コツコツコツコツコツ! コツコツコツコツコツコツコツ!!!
…なんだこの音。
着替えてテントの外に出てテントの後ろの高い木を見上げる。あの辺から聞こえてくる。
鳥ははっきり見えないけど、これってやっぱりキツツキだよね。しかし、なんだかんだとにぎやかいな、この辺り。
まずはお散歩がてらトイレに行く。

朝のビーチは清々しい
ぐるっとひと歩きしてテントに帰り、お湯を沸かしてコーヒーを淹れていると夫氏が起きてきた。
「何これ、キツツキ?」
「多分そう。」
「キツツキ…結構うるさいね。」
「ここまで至近距離でコツコツやられると流石にね。」

朝、まだ散らかる前のテントサイト
さて、朝ご飯作るか。昨日の冷やご飯どうしよう。
カップスープの素でリゾット…いや、フリーズドライ味噌汁で、味噌おじやはどうだ!
メスティンのままクーラーで保存していた冷やご飯に直接水を入れ、そこにフリーズドライ味噌汁を入れて火にかける。
グツグツ煮て出来上がり。
卵を入れてもよかったが、まあいいか。
それと同時進行でパンケーキの準備。
たまにはホットサンドとかでもいいんだけど、夫氏がキャンプ朝ご飯はパンケーキにこだわるのだ。
「キャンプで朝パンケーキとか、オシャレじゃん!」
こだわりのポイントがわからんが、そういうことらしい。まあいいけど。
200mlのパック牛乳と卵一個、九州パンケーキ一袋。計量が要らないのは楽だ。
ぐるぐる混ぜてフライパンで焼いて出来上がり。
むにゃむにゃ起きてきた息子とトイレに行きがてらお散歩してきた夫氏に味噌おじやを渡す。
「味噌おじや美味しい!」
「お母さん、僕も食べる〜。」
二人で味噌おじやをむしゃむしゃ食べている。
パンケーキ入るのか?
入るらしい。
「食料は大体食べたの?」
「いや、まだかなり残ってるけど。」
「この昨日の残りの焼き鳥、焼いて食べよう!」
朝から焼き鳥…入るね君たち。
フライパンで焼くか…あ、そうだ、セリアで100円で買ってきたミニミニ焼き網で焼けばいいか。
これ、今回思いつきで買って持ってきたけど、便利だわ。
メスティンを直接五徳にかけるとひっくり返りやすいってネットで読んだんで固定用に買ってきたんだけど、これがあればソロストーブの上にヤカンかけるのも安心だし、朝急に思いついて焼き鳥焼くのにも便利…普通しないか。
そして一つ問題が発生。
「実は備長炭が消えていません。」
「え?一晩中燃えてたの?」
「手をかざしてみてー。」
ソロストーブに手をかざすとあったかい。ウッソ、一晩経ってるのに。
「炭を入れる缶を忘れてきたんだよね…」
「…メスティンで良くない?」
「へ?」
耐熱性があり、密閉性がある。メスティンでいけるじゃん。
おじやの後のメスティンをじゃじゃっと洗って拭いて渡す。
夫氏が恐る恐る炭をメスティンに入れて蓋をする。
十数分後、メスティンは冷たくなっていた。
酸素遮断であっさり鎮火したらしい。
「まさか…こんな使い方が…」
「使えるものは何でも使わないと。キャンプだし。」
メスティン、もう使わないだろうと思ってたけどこんな使い方ができるならまた持ってきてもいいのかも。
本来の使い方とだいぶかけ離れているけど。
さて、ご飯を食べたら撤収準備である。
設営が遅いのに撤収が早いという訳もなく、我々の撤収はいつも大体チェックアウトタイムギリッギリである。
周りのキャンパーさん達が手際よく片付けて撤収していくのを見送りながら、もたもた片付けるのがお決まりである。
しかし!ここのキャンプ場はチェックアウトタイムが遅い!13時である。
大体どこのキャンプ場も11-12時チェックアウトなので、これはありがたい。
ありがたいっちゃありがたいが、こうなるといくらでも遅くなるのが我が家。
それはそれでどうなん?という感じもある。
まあそんな感じで、息子に「片付けもちゃんと一緒にやるんだよ!」と釘を刺す。
とりあえずペグ抜きからさせる。
「抜けない!」
もー全く。こうやってテコの原理でグッ!と…抜けない。
もっというと、びくともしない。
どこに刺さってるんだ、これ。
揺すっても、掘っても抜けない。一本目からこれかよ。
「…ここ掘ってくれる?これ使っていいから。」
「わかった!!」
嬉々としてペグを掘り出す息子。
頼んだぞ。結構お高かったこのペグ(エリッゼステーク)、なんとしても回収して帰らねば。
その間に我々はテントの中を片付けたり、荷物を車に積み込んだり。
息子を見ると、地面を掘ることが目的化していた。
試しにペグを抜いてみると抜けた!ありがとう息子!!
で、穴ぼこ空いてるよね、ここ埋めておこうか。
「だって石がたくさん出てきたんだもん。」
うん、そうだね、でも水たまりにするわけにもいかないしさ。
その後ペグ回収のお仕事をお願いしたりして、息子も結構働いてくれた。
お陰でやっと出発です!!!
…じゃ、カフェに寄って行こうか。目の前だけど。駐車場まで車動かすのに30秒かからないけど。
2022年04月14日
2022春キャン! その2
さてと、じゃあ息子よ、次は火起こし頼むわ。夫氏と一緒にね。
「ほら、松ぼっくり!!!薪もたくさん集めたよ!」
よし、じゃあ、リンちゃんのように火をつけるんだ!
前回で味をしめたソロストーブキャンプファイヤー。
正直、これで火を付けるのはあまり難しくない。息子でも…
カチッ ボボボーー!!!
…ガスバーナー使うなら、別に松ぼっくり要らんじゃん…空気読めよ夫氏…

そんなわけであっさり火が付く。そして、息子が拾ってきた枯れ枝薪も大活躍である。
息子もまだまだーとそこら辺にある松ぼっくりや枝を集めまくる。
ある程度火力が出たら備長炭に火を付けて、バーベキューコンロに入れてもらうことにして、じゃ、私は料理しますか。
さて、ゆるキャンにはまって浮かれたのは息子だけじゃない。
「…買っちった
」
夫氏がウキウキ買ってきたのはダイソーメスティン大・中・小。
何に使うねん。
「ご飯炊いたら美味しいんだよね
」
誰が炊くねん。
ていうか、キャンプ場でご飯炊くのめんどくさい。そこらじゅうのコンビニでおにぎり買えるのに。
それに、どうしても炊き立てごはんが食べたいなら、私がキャンプに必ず持ってきてる取手が取れるティファールもどきのテフロン加工の大小鍋で炊けるってば。
「でも炊いてみたい〜」
…OK、わかった。じゃ、米2合研いで、水400ml入れてジップロックに入れてクーラーに入れといてもらおうか。
というわけで、ダイソーのメスティンで米を炊くことになってしまった。
なんでそんな雰囲気が大事なんだ…。
あ、キャンプご飯、息子は何が食べたい?
「えーっと、すき焼きがいい!」
すき焼きと炊き立てご飯…まあゴールデンコンビですけどね。
そんなわけで、キャンプ初炊飯をしてみることにする。カセットコンロで。
最初強火で沸騰したら極弱火で15分とネットに書いてあった。
しかし15分たってもなんか炊けた気がしない。主に匂いが。
…むかーしむかし、まだ小学生だった頃、懐かしの飯盒炊飯で芯残りまくりのかたいご飯を食べる羽目になった事があって、実は割とこういうの信用できないんだよね、メスティン。中見えないし。蓋開けづらいし。テフロン鍋ならガラス蓋だから中が見やすいのにー。
結局30分近く極弱火で炊いて、しまいにゃ火をおこすのに耐熱グローブしている夫氏に頼んで、メスティンの蓋を一瞬開けてもらう。
…うん、大丈夫っぽい。
火から下ろし、逆さまにしてタオルで包んで保温して蒸らす…。
ガスコンロは一口なので、蒸らしならがすき焼きを作り始める。

夫氏は炭をおこしつつ、LEDランタンとエアポンプの電池チェックをしていた。
「…エアポンプが動かない…」
「壊れた?」
「電池がないかも…」
ということで、夫氏は電池を買いに近くのコンビニへ。
息子は飽きてテントに入ってポケモンの旅へ。
私は料理しながら火おこし。
まだ備長炭が足りないなーと、ソロストーブに備長炭を足してみたら…
バチン!バチバチバチ!バカン!ドカン!
ちょ、弾けすぎじゃない?備長炭。
ソロストーブから火山弾のように飛び出す火のついた備長炭の破片。
危ないっちゃ危ないが、そのために距離も取ってるし、ソロストーブなんで上方向からしか飛び散らないのである意味避けやすい。
ソロストーブ周囲も開けてあるし、焚き火シートも敷いてあるし。
夫氏がいつもゴーグル付けて火おこししている意味がよくわかった。
しかし、特に問題なく火がおこる備長炭と弾ける備長炭、一体何が違うんだ。
まあそんなこんなで備長炭も準備できて、日も暮れてきて、夫氏も帰ってきて、いよいよ夕飯である。

そして、メスティンご飯…まあ美味しいよね、炊き立てご飯。
道の駅で衝動買いしたシソキクラゲがご飯のアテに最高に合う。
しかし、保温ができないから、すぐ冷めるよね。
そして、メスティンにご飯くっつく。うーむ、二度目はないな。
次にご飯を炊くときはいつものテフロン鍋で炊こう。
まあ、ほかほかすき焼きを食べ、焼き鳥を食べ、道の駅で買ったホルモンを焼いて食べ、ソロストーブで作ったポップコーンを食べ、ビールを飲み…
あー、やっぱりキャンプいいわー。
夜になり、LEDランタンを点け、ソロストーブの二次燃焼の美しい炎を眺めてのんびり。
聞こえるのは波の音、風の音、向こうのサイトから聞こえる酔っ払ったおっちゃんたちの叫び声。
風流だなあ…これぞキャンプ。
「ほら、松ぼっくり!!!薪もたくさん集めたよ!」
よし、じゃあ、リンちゃんのように火をつけるんだ!
前回で味をしめたソロストーブキャンプファイヤー。
正直、これで火を付けるのはあまり難しくない。息子でも…
カチッ ボボボーー!!!
…ガスバーナー使うなら、別に松ぼっくり要らんじゃん…空気読めよ夫氏…

簡単に火が付くソロストーブ
そんなわけであっさり火が付く。そして、息子が拾ってきた枯れ枝薪も大活躍である。
息子もまだまだーとそこら辺にある松ぼっくりや枝を集めまくる。
ある程度火力が出たら備長炭に火を付けて、バーベキューコンロに入れてもらうことにして、じゃ、私は料理しますか。
さて、ゆるキャンにはまって浮かれたのは息子だけじゃない。
「…買っちった

夫氏がウキウキ買ってきたのはダイソーメスティン大・中・小。
何に使うねん。
「ご飯炊いたら美味しいんだよね

誰が炊くねん。
ていうか、キャンプ場でご飯炊くのめんどくさい。そこらじゅうのコンビニでおにぎり買えるのに。
それに、どうしても炊き立てごはんが食べたいなら、私がキャンプに必ず持ってきてる取手が取れるティファールもどきのテフロン加工の大小鍋で炊けるってば。
「でも炊いてみたい〜」
…OK、わかった。じゃ、米2合研いで、水400ml入れてジップロックに入れてクーラーに入れといてもらおうか。
というわけで、ダイソーのメスティンで米を炊くことになってしまった。
なんでそんな雰囲気が大事なんだ…。
あ、キャンプご飯、息子は何が食べたい?
「えーっと、すき焼きがいい!」
すき焼きと炊き立てご飯…まあゴールデンコンビですけどね。
そんなわけで、キャンプ初炊飯をしてみることにする。カセットコンロで。
最初強火で沸騰したら極弱火で15分とネットに書いてあった。
しかし15分たってもなんか炊けた気がしない。主に匂いが。
…むかーしむかし、まだ小学生だった頃、懐かしの飯盒炊飯で芯残りまくりのかたいご飯を食べる羽目になった事があって、実は割とこういうの信用できないんだよね、メスティン。中見えないし。蓋開けづらいし。テフロン鍋ならガラス蓋だから中が見やすいのにー。
結局30分近く極弱火で炊いて、しまいにゃ火をおこすのに耐熱グローブしている夫氏に頼んで、メスティンの蓋を一瞬開けてもらう。
…うん、大丈夫っぽい。
火から下ろし、逆さまにしてタオルで包んで保温して蒸らす…。
ガスコンロは一口なので、蒸らしならがすき焼きを作り始める。

愛用のキッチン用テーブル、青いタオルでメスティン大が包まれている
夫氏は炭をおこしつつ、LEDランタンとエアポンプの電池チェックをしていた。
「…エアポンプが動かない…」
「壊れた?」
「電池がないかも…」
ということで、夫氏は電池を買いに近くのコンビニへ。
息子は飽きてテントに入ってポケモンの旅へ。
私は料理しながら火おこし。
まだ備長炭が足りないなーと、ソロストーブに備長炭を足してみたら…
バチン!バチバチバチ!バカン!ドカン!
ちょ、弾けすぎじゃない?備長炭。
ソロストーブから火山弾のように飛び出す火のついた備長炭の破片。
危ないっちゃ危ないが、そのために距離も取ってるし、ソロストーブなんで上方向からしか飛び散らないのである意味避けやすい。
ソロストーブ周囲も開けてあるし、焚き火シートも敷いてあるし。
夫氏がいつもゴーグル付けて火おこししている意味がよくわかった。
しかし、特に問題なく火がおこる備長炭と弾ける備長炭、一体何が違うんだ。
まあそんなこんなで備長炭も準備できて、日も暮れてきて、夫氏も帰ってきて、いよいよ夕飯である。

バーベキューグリルに並ぶすき焼きと焼き鳥
そして、メスティンご飯…まあ美味しいよね、炊き立てご飯。
道の駅で衝動買いしたシソキクラゲがご飯のアテに最高に合う。
しかし、保温ができないから、すぐ冷めるよね。
そして、メスティンにご飯くっつく。うーむ、二度目はないな。
次にご飯を炊くときはいつものテフロン鍋で炊こう。
まあ、ほかほかすき焼きを食べ、焼き鳥を食べ、道の駅で買ったホルモンを焼いて食べ、ソロストーブで作ったポップコーンを食べ、ビールを飲み…
あー、やっぱりキャンプいいわー。
夜になり、LEDランタンを点け、ソロストーブの二次燃焼の美しい炎を眺めてのんびり。
聞こえるのは波の音、風の音、向こうのサイトから聞こえる酔っ払ったおっちゃんたちの叫び声。
風流だなあ…これぞキャンプ。
2022年04月13日
2022春キャン! その1
春だ!キャンプだ!
天候不順だ!
そう、春は天候不順。
気圧が不安定で天気が読みづらい。
雨が降ろうが風が吹こうが頑張ってキャンプするぞ!というような気概はうちの家族にはない。
むしろ天気が悪いなら帰ろうかーぐらいの根性なしである。
ところが久しぶりに週末の天気予報が晴れ。
気温も暑からず寒からず。これは…チャンス!!
ということで、近場キャンプ〜。
今回は息子のご希望通り、頑張ってテント張りましょう!
本日のキャンプ場は、北浦にある浜木綿村オートキャンプ場である。
高速使って自宅から30-40分で到着できる手頃な距離なのもあって、数回ここでキャンプしている。
公園ありビーチありカフェありレストランあり道の駅あり。
これで温泉があったらパーフェクトな環境である。ないけど。

そんなわけで、まずは道の駅に併設されている管理棟で受付である。
「コロナワクチンを二回接種した証明書と免許証があれば半額になります。」
…えっ?
「ワクチン証明書…写真ならありますけど…。」
「写真でもいいですよ。」
夫氏も私もいつか必要かもとワクチン接種証明書はスマホで写真を撮っていた。
問題はこのスマホに入っている膨大な量の写真データのどこにそれがあるかである。
二人で必死にスマホをスクロールして接種証明書を探す。
「…あ、あったあったー!!!」
「こっちもやっと見つけたー。」
受付スタッフを待たせること数分。キャンプ場代が半額になった上、隣の道の駅で今日から使える1000円クーポンゲットだぜ!!
諦めないでよかった…今度から重要メモにこの写真を入れておこう…。
そんなわけで、折角なのでクーポンを使って道の駅でお肉を買い足したりして、いよいよキャンプ場である。
オートキャンプサイトは満員…かと思いきや、我が家の隣のサイトだけ空いていた。
でも、全体的にワイワイ賑やかでいい感じ。
静かで人の少ないキャンプ場は、子持ちにはなんとなく敷居が高い。
少々音がしても誰も気にしない程度のキャンプ場の方がありがたいのである。

さて、車を入れて設営である。
今回は息子が頑張る!と張り切っている。
今まで、息子は大体お客様状態であった。
親がしたいキャンプに息子を付き合わせているという状態だったからである。
だから、設営とか火起こしとかを手伝わせたりはあまりしていなかった。
興味が出たら誘おうとは思っていたけど、基本好きにさせていたのだ。
今回、息子がキャンプに行きたい、テント張りたいと言い出して、親としては嬉しかった。
成長の成せる技…とも言えるが、息子がキャンプに興味を示し出した最大の理由それは…
ゆるキャンにハマったことである。
リンちゃんや撫子ちゃんのおかげである。もうそれに尽きる。
「テント張りたい!松ぼっくりで火起こししたい!焚き火楽しみ!」
リンちゃん、撫子ちゃん、野クルのみなさん、ありがとう!
うちの子は、立派なのんびりまったりゆるキャンパーに育ちそうです!
そんなわけで、なんか初めて能動的にキャンプを楽しみ始めた息子に
「松ぼっくりと薪、拾ってね!」
とお願いし、その間車から荷物を下ろし、夫氏はテント設営予定地の掃除を始める。
ビーチパークなので、松葉が大量に落ちていて、もちろん松ぼっくりや枯れ枝もたくさん落ちているので、息子が嬉々としてそれを集め始める。
そして、手頃な枝でエアチャンバラを始める。
うん、まあ、そうなるよね、小学生男子だもんね。
テント設営開始。
久しぶりなので、夫氏が「これがこっちで…これがこう…だったっけ?」とか言いながらポールを通す。
テントを立ち上げていよいよ!息子に役割が回ってくる。
ハンマーを渡し、
「お父さんが仮打ちしたペグをこれでちゃんと打ち込んでおいで。」
「わかった頑張る!」
…このところ割と晴天だったせいか、地面固い。
息子に渡したゴムハンマーではどうもペグが入っていかない。
「はあはあ…お母さん、これでいい?」
いいわけないっつーか、1cmも入ってないように見えるんだが?
しょうがなく夫氏が使っていた村の鍛冶屋さんのペグ専用ハンマーを貸す。
そして温かく見守ってみる…温かく…ってあああ危ない危ない!!!!
そんな振りかぶらなくていいんだって!いや、だから、重さを使って無理なく…
いや、わかってる。経験だよね、何事も。
親の心臓が持てばの話だけどね。たかがペグ打ちだけで、なんであんなに危ない雰囲気になるのか…
まあそんな紆余曲折を経て、ようやくテントが立ち上がる。

…夫氏には野望がある。
キャンプ場で素早くテントを設営し、その前でチェアに腰掛けコーヒー片手に後から来たキャンパーがバタバタとテント設営するのを余裕の笑みで見守るというものである。
そして、今までその野望が達成されたことはない。
「今何時?」
「えーっと四時半ぐらい。」
「今日は早かったね!」
「いや、早くないし。」
「だってまだ明るいし。」
「日が長くなっているだけだと思うけど。」
夫氏の野望が達成されるのはいつの日か。
まずは休日の朝に早く起きるとこから始めるべきだと思われる。
天候不順だ!
そう、春は天候不順。
気圧が不安定で天気が読みづらい。
雨が降ろうが風が吹こうが頑張ってキャンプするぞ!というような気概はうちの家族にはない。
むしろ天気が悪いなら帰ろうかーぐらいの根性なしである。
ところが久しぶりに週末の天気予報が晴れ。
気温も暑からず寒からず。これは…チャンス!!
ということで、近場キャンプ〜。
今回は息子のご希望通り、頑張ってテント張りましょう!
本日のキャンプ場は、北浦にある浜木綿村オートキャンプ場である。
高速使って自宅から30-40分で到着できる手頃な距離なのもあって、数回ここでキャンプしている。
公園ありビーチありカフェありレストランあり道の駅あり。
これで温泉があったらパーフェクトな環境である。ないけど。

こんなビーチパーク
そんなわけで、まずは道の駅に併設されている管理棟で受付である。
「コロナワクチンを二回接種した証明書と免許証があれば半額になります。」
…えっ?
「ワクチン証明書…写真ならありますけど…。」
「写真でもいいですよ。」
夫氏も私もいつか必要かもとワクチン接種証明書はスマホで写真を撮っていた。
問題はこのスマホに入っている膨大な量の写真データのどこにそれがあるかである。
二人で必死にスマホをスクロールして接種証明書を探す。
「…あ、あったあったー!!!」
「こっちもやっと見つけたー。」
受付スタッフを待たせること数分。キャンプ場代が半額になった上、隣の道の駅で今日から使える1000円クーポンゲットだぜ!!
諦めないでよかった…今度から重要メモにこの写真を入れておこう…。
そんなわけで、折角なのでクーポンを使って道の駅でお肉を買い足したりして、いよいよキャンプ場である。
オートキャンプサイトは満員…かと思いきや、我が家の隣のサイトだけ空いていた。
でも、全体的にワイワイ賑やかでいい感じ。
静かで人の少ないキャンプ場は、子持ちにはなんとなく敷居が高い。
少々音がしても誰も気にしない程度のキャンプ場の方がありがたいのである。

テントサイトから公園を望む
さて、車を入れて設営である。
今回は息子が頑張る!と張り切っている。
今まで、息子は大体お客様状態であった。
親がしたいキャンプに息子を付き合わせているという状態だったからである。
だから、設営とか火起こしとかを手伝わせたりはあまりしていなかった。
興味が出たら誘おうとは思っていたけど、基本好きにさせていたのだ。
今回、息子がキャンプに行きたい、テント張りたいと言い出して、親としては嬉しかった。
成長の成せる技…とも言えるが、息子がキャンプに興味を示し出した最大の理由それは…
ゆるキャンにハマったことである。
リンちゃんや撫子ちゃんのおかげである。もうそれに尽きる。
「テント張りたい!松ぼっくりで火起こししたい!焚き火楽しみ!」
リンちゃん、撫子ちゃん、野クルのみなさん、ありがとう!
うちの子は、立派なのんびりまったりゆるキャンパーに育ちそうです!
そんなわけで、なんか初めて能動的にキャンプを楽しみ始めた息子に
「松ぼっくりと薪、拾ってね!」
とお願いし、その間車から荷物を下ろし、夫氏はテント設営予定地の掃除を始める。
ビーチパークなので、松葉が大量に落ちていて、もちろん松ぼっくりや枯れ枝もたくさん落ちているので、息子が嬉々としてそれを集め始める。
そして、手頃な枝でエアチャンバラを始める。
うん、まあ、そうなるよね、小学生男子だもんね。
テント設営開始。
久しぶりなので、夫氏が「これがこっちで…これがこう…だったっけ?」とか言いながらポールを通す。
テントを立ち上げていよいよ!息子に役割が回ってくる。
ハンマーを渡し、
「お父さんが仮打ちしたペグをこれでちゃんと打ち込んでおいで。」
「わかった頑張る!」
…このところ割と晴天だったせいか、地面固い。
息子に渡したゴムハンマーではどうもペグが入っていかない。
「はあはあ…お母さん、これでいい?」
いいわけないっつーか、1cmも入ってないように見えるんだが?
しょうがなく夫氏が使っていた村の鍛冶屋さんのペグ専用ハンマーを貸す。
そして温かく見守ってみる…温かく…ってあああ危ない危ない!!!!
そんな振りかぶらなくていいんだって!いや、だから、重さを使って無理なく…
いや、わかってる。経験だよね、何事も。
親の心臓が持てばの話だけどね。たかがペグ打ちだけで、なんであんなに危ない雰囲気になるのか…
まあそんな紆余曲折を経て、ようやくテントが立ち上がる。

毎度のコールマンツールーム
…夫氏には野望がある。
キャンプ場で素早くテントを設営し、その前でチェアに腰掛けコーヒー片手に後から来たキャンパーがバタバタとテント設営するのを余裕の笑みで見守るというものである。
そして、今までその野望が達成されたことはない。
「今何時?」
「えーっと四時半ぐらい。」
「今日は早かったね!」
「いや、早くないし。」
「だってまだ明るいし。」
「日が長くなっているだけだと思うけど。」
夫氏の野望が達成されるのはいつの日か。
まずは休日の朝に早く起きるとこから始めるべきだと思われる。
2022年03月26日
超近場コテージでソロストーブ
お久しぶりの投稿になってしまった。
しかもキャンプの記事ですらない。
まあコロナのせいで色々大変でキャンプもままならない。
でもキャンプ欲がなくなったわけでもない。
最近の出来事として、夫氏が今頃ゆるキャンにハマった。
以前、私がハマって話した時には全然興味を示さなかったくせに、旅行Youtuberの番組を見ていて、その人がリスペクトしていたから見てみたら面白かったとかいう経緯である。
パートナーの話は聞いてないくせに、Youtuberの話なら聞くんである。
「りんちゃんいいよねー
」じゃねーよ。
「りんちゃんモデルのキャンプギア、たっけー!!!」今頃言うな。

こんな物を買ってくるとは…
…それはともかく、キャンプギアだけがちょくちょく増えていく。
使ってみたいのに、忙しすぎてキャンプ行けてない。ゆるキャン見るぐらいじゃ解消できない欲求不満が溜まっていた。
そんなわけで天候も悪い中、行ってきました。
家から車で30分のキャンプ場。の、コテージ。
冷暖房完備、風呂トイレ付き。キッチンもあるぞ。
テント張ってもよかったんだが、雨の予報だったのでめんどくさくなったのである。
家からそんな近く、しかもそこまで至れり尽くせりの施設に行ってどうするという話もあるが、目的はただ一つ。
ジャジャーン。買ってしまいました、ソロストーブキャンプファイヤー!!!
これこれ、かっこいーよね!!
流石に自宅庭で使ってみるのは、ご近所の目もあるしちょっとねーと言うことで。
ソロストーブ、どこまで使えるのか、やってみたいと思いまーす。(Youtube風)
真面目な話、やってきたソロストーブキャンプファイヤーは思ったより小さかった。
薪…割らないと入らないよね?
よし、夫氏任せた。
りんちゃんですらサクサク割るんだから、家に積んである山師さんから軽トラ一台分分けてもらったデカい薪、手頃なサイズにしてもらおうか。
「すいません、薪割り機買ってください。」
は?りんちゃんモデルの薪割り用鉈が欲しいってこと?
夫氏が欲しがったのは、薪割り用の楔のついた台であった。
鉈か斧を欲しがるならまだしも、最初から楽しようとかたるんどるな。
まあしょうがない。何せ量が量だしね。
なんか、こんなやつ。
と言うことで、薪割り台も購入。
ソロストーブ使うと言うだけで、えらく物が増えるな。
これで薪割れるよね、やってもらおうか。
「もうダメー、大変すぎー、疲れたー!!!」
早っ!!!何それ、はっや!!!
女子高生がガンガン薪割ってるのに、中年男性がそんなんでどうすんの!
…どうにか焚き火一回分ぐらいの小さめの薪を用意して、やってきましたコテージ。
テント設営が要らないと、そりゃなんやかんやで楽だよね。
「次の時にはテント張ろうね!!!」
あー、息子よ、そんなら次からはテント設営時にちゃんと戦力として頑張るように。
もちろん撤収もだからね。
今日は久しぶりにちゃんとバーベキューする予定である。
ここのところキャンプ飯が鍋物とかすき焼きとかちょっと冬モードだったので、たまには肉焼くよ肉。
夫氏は早速ソロストーブの準備である。
使い古しの割り箸を焚きつけ用に取ってあるので、そのままソロストーブに突っ込んで火をつけてみる。
「…付いた。」
え、早い。
薪入れてみたの?
「薪に火が付いた。」
割り箸であっという間に薪に着火している。すごいねソロストーブ。
途中から例の二次燃焼の炎も見え始め、これはこれで焚き火として楽しむことも出来るんではないかと思い始める。
「薪の消費が激しいって聞いてたけど、やっぱり結構燃えるね。」
「と言ってもこの大きさだからね、薪がなくなるって言ってもしれてるのかも。」
「あのさあ、バーベキューするんだから、これで炭に火を付けたらどうだろう?」
今回持ってきた備長炭。持ちはいいが火が付きにくい。
これをソロストーブに突っ込んでみた。
5分後、ソロストーブを囲んで焚き火と二次燃焼を楽しんでいたら、備長炭にもあっさり火がついた。
あー、こりゃいいわ。簡単すぎる。
火が付いた備長炭をバーベキューコンロに移し、ソーセージを焼き始める。
その後も次々と着火済み備長炭が補給される。こりゃ楽だわ。
火力の安定したところで肉を焼き始める。
夫氏は息子と一緒にソロストーブでポップコーンを作り始めた。
息子はせっせとそこら辺の小枝を拾ってきてソロストーブに焚べまくる。
まあなんでも燃えるしね。便利だよね。
底にロストルを置いているせいか、灰が詰まって空気の通りが悪くなると途端に不完全燃焼して煙が出始める。
このロストルいるのか?まあいいけど。
二次燃焼がきちんとできているとほとんど煙も出ない。これなら焚き火を囲んで談笑とかしやすいわ。いつも煙の向きでゴホゴホ言ってたから。
あれ?なんかめっちゃいいぞ。すごいぞソロストーブ。
このところ、キャンプの持ち物を減らす方向で考えていた我々。
ソロストーブがあれば、火起こし道具、焚き火台が全然要らない。
思ったより薪の消費スピードも早くない。というか、あんまりすぐ火がつくので、焚き火したくなったら火を付けて、必要ない時は放置しておけるので、ずーっと焚いておかないと火が消えて次の着火が面倒になる焚き火台とは薪の消費パターンが違うというか。
そして、ひとしきりバーベキューで肉を食べまくって、備長炭の火力が弱まってきたので、
「これ、ソロストーブに入れて燃やし尽くしたらいいのでは?」
と、燃え残った備長炭をソロストーブに戻してみたら…
再び赤々と燃えてくる備長炭。
あれ?まだそんなに燃えるもん?計算され尽くした空気の流れすげえ。
そしてその炭入りソロストーブに当たっていると、めっちゃ暖かい。
雨が降り出して、コテージの差し掛け土間部分で炭入りソロストーブの上にヤカンをかけ、暖をとりつつまったり…
…って、なんか既視感あるな。
これってもしかしてただの火鉢?
炎も出ない、煙も出ない。燃料追加の必要もなくいつまでもポカポカとあったかい。タープ下で暖を取るのに持ってこいでは?
そしてそのソロストーブ火鉢の備長炭がいつまで燃えるかみてみたら、夜中になっても消える気配がないので、流石に炭壺に放り込んで寝た。
備長炭の持ちの良さもすごい。なんだか、初めて備長炭の底力を実感した。
つまりソロストーブ。
すぐ燃えてすぐ火力が上がるので、炭の着火に使える。
薪入れると二次燃焼の炎と合わせて、煙の出ない焚き火が堪能できる。
炭を使えば、寒い夜にタープ下で暖を取れる。
もっと言えば、炭入れている時に薪をくべれば、あっという間に焚き火になる。
万能だなソロストーブ!高いだけあるわ。
別にソロストーブの回し者じゃないけど、これはいいですよ奥さん!!
なんか、めっちゃ荷物の軽量化に貢献してくれそう。
そして思ったより減らなかった薪と炭。
特に備長炭。少ない量で長々と燃えるから、炭が思った以上に減らなかった。
こんな量でいいんだ。今までよりぜんぜん少ない量で十分満足できたじゃん。
色々荷物減らせそう。
これ以上25万キロ越えセレナにも負荷かけたくないし。
今後はミニマムファミキャンを目指すぞー!おー!
…次はテント張るか。春は天候不順だからなー。雨だと面倒なんだよねー。
しかもキャンプの記事ですらない。
まあコロナのせいで色々大変でキャンプもままならない。
でもキャンプ欲がなくなったわけでもない。
最近の出来事として、夫氏が今頃ゆるキャンにハマった。
以前、私がハマって話した時には全然興味を示さなかったくせに、旅行Youtuberの番組を見ていて、その人がリスペクトしていたから見てみたら面白かったとかいう経緯である。
パートナーの話は聞いてないくせに、Youtuberの話なら聞くんである。
「りんちゃんいいよねー

「りんちゃんモデルのキャンプギア、たっけー!!!」今頃言うな。

こんな物を買ってくるとは…
…それはともかく、キャンプギアだけがちょくちょく増えていく。
使ってみたいのに、忙しすぎてキャンプ行けてない。ゆるキャン見るぐらいじゃ解消できない欲求不満が溜まっていた。
そんなわけで天候も悪い中、行ってきました。
家から車で30分のキャンプ場。の、コテージ。
冷暖房完備、風呂トイレ付き。キッチンもあるぞ。
テント張ってもよかったんだが、雨の予報だったのでめんどくさくなったのである。
家からそんな近く、しかもそこまで至れり尽くせりの施設に行ってどうするという話もあるが、目的はただ一つ。
ジャジャーン。買ってしまいました、ソロストーブキャンプファイヤー!!!
これこれ、かっこいーよね!!
流石に自宅庭で使ってみるのは、ご近所の目もあるしちょっとねーと言うことで。
ソロストーブ、どこまで使えるのか、やってみたいと思いまーす。(Youtube風)
真面目な話、やってきたソロストーブキャンプファイヤーは思ったより小さかった。
薪…割らないと入らないよね?
よし、夫氏任せた。
りんちゃんですらサクサク割るんだから、家に積んである山師さんから軽トラ一台分分けてもらったデカい薪、手頃なサイズにしてもらおうか。
「すいません、薪割り機買ってください。」
は?りんちゃんモデルの薪割り用鉈が欲しいってこと?
夫氏が欲しがったのは、薪割り用の楔のついた台であった。
鉈か斧を欲しがるならまだしも、最初から楽しようとかたるんどるな。
まあしょうがない。何せ量が量だしね。
なんか、こんなやつ。
と言うことで、薪割り台も購入。
ソロストーブ使うと言うだけで、えらく物が増えるな。
これで薪割れるよね、やってもらおうか。
「もうダメー、大変すぎー、疲れたー!!!」
早っ!!!何それ、はっや!!!
女子高生がガンガン薪割ってるのに、中年男性がそんなんでどうすんの!
…どうにか焚き火一回分ぐらいの小さめの薪を用意して、やってきましたコテージ。
テント設営が要らないと、そりゃなんやかんやで楽だよね。
「次の時にはテント張ろうね!!!」
あー、息子よ、そんなら次からはテント設営時にちゃんと戦力として頑張るように。
もちろん撤収もだからね。
今日は久しぶりにちゃんとバーベキューする予定である。
ここのところキャンプ飯が鍋物とかすき焼きとかちょっと冬モードだったので、たまには肉焼くよ肉。
夫氏は早速ソロストーブの準備である。
使い古しの割り箸を焚きつけ用に取ってあるので、そのままソロストーブに突っ込んで火をつけてみる。
「…付いた。」
え、早い。
薪入れてみたの?
「薪に火が付いた。」
割り箸であっという間に薪に着火している。すごいねソロストーブ。
途中から例の二次燃焼の炎も見え始め、これはこれで焚き火として楽しむことも出来るんではないかと思い始める。
「薪の消費が激しいって聞いてたけど、やっぱり結構燃えるね。」
「と言ってもこの大きさだからね、薪がなくなるって言ってもしれてるのかも。」
「あのさあ、バーベキューするんだから、これで炭に火を付けたらどうだろう?」
今回持ってきた備長炭。持ちはいいが火が付きにくい。
これをソロストーブに突っ込んでみた。
5分後、ソロストーブを囲んで焚き火と二次燃焼を楽しんでいたら、備長炭にもあっさり火がついた。
あー、こりゃいいわ。簡単すぎる。
火が付いた備長炭をバーベキューコンロに移し、ソーセージを焼き始める。
その後も次々と着火済み備長炭が補給される。こりゃ楽だわ。
火力の安定したところで肉を焼き始める。
夫氏は息子と一緒にソロストーブでポップコーンを作り始めた。
息子はせっせとそこら辺の小枝を拾ってきてソロストーブに焚べまくる。
まあなんでも燃えるしね。便利だよね。
底にロストルを置いているせいか、灰が詰まって空気の通りが悪くなると途端に不完全燃焼して煙が出始める。
このロストルいるのか?まあいいけど。
二次燃焼がきちんとできているとほとんど煙も出ない。これなら焚き火を囲んで談笑とかしやすいわ。いつも煙の向きでゴホゴホ言ってたから。
あれ?なんかめっちゃいいぞ。すごいぞソロストーブ。
このところ、キャンプの持ち物を減らす方向で考えていた我々。
ソロストーブがあれば、火起こし道具、焚き火台が全然要らない。
思ったより薪の消費スピードも早くない。というか、あんまりすぐ火がつくので、焚き火したくなったら火を付けて、必要ない時は放置しておけるので、ずーっと焚いておかないと火が消えて次の着火が面倒になる焚き火台とは薪の消費パターンが違うというか。
そして、ひとしきりバーベキューで肉を食べまくって、備長炭の火力が弱まってきたので、
「これ、ソロストーブに入れて燃やし尽くしたらいいのでは?」
と、燃え残った備長炭をソロストーブに戻してみたら…
再び赤々と燃えてくる備長炭。
あれ?まだそんなに燃えるもん?計算され尽くした空気の流れすげえ。
そしてその炭入りソロストーブに当たっていると、めっちゃ暖かい。
雨が降り出して、コテージの差し掛け土間部分で炭入りソロストーブの上にヤカンをかけ、暖をとりつつまったり…
…って、なんか既視感あるな。
これってもしかしてただの火鉢?
炎も出ない、煙も出ない。燃料追加の必要もなくいつまでもポカポカとあったかい。タープ下で暖を取るのに持ってこいでは?
そしてそのソロストーブ火鉢の備長炭がいつまで燃えるかみてみたら、夜中になっても消える気配がないので、流石に炭壺に放り込んで寝た。
備長炭の持ちの良さもすごい。なんだか、初めて備長炭の底力を実感した。
つまりソロストーブ。
すぐ燃えてすぐ火力が上がるので、炭の着火に使える。
薪入れると二次燃焼の炎と合わせて、煙の出ない焚き火が堪能できる。
炭を使えば、寒い夜にタープ下で暖を取れる。
もっと言えば、炭入れている時に薪をくべれば、あっという間に焚き火になる。
万能だなソロストーブ!高いだけあるわ。
別にソロストーブの回し者じゃないけど、これはいいですよ奥さん!!
なんか、めっちゃ荷物の軽量化に貢献してくれそう。
そして思ったより減らなかった薪と炭。
特に備長炭。少ない量で長々と燃えるから、炭が思った以上に減らなかった。
こんな量でいいんだ。今までよりぜんぜん少ない量で十分満足できたじゃん。
色々荷物減らせそう。
これ以上25万キロ越えセレナにも負荷かけたくないし。
今後はミニマムファミキャンを目指すぞー!おー!
…次はテント張るか。春は天候不順だからなー。雨だと面倒なんだよねー。
2019年11月24日
ファミキャンepisode1-2〜休暇村南阿蘇ファミリーオートキャンプ場
さて、初キャンプのテントを設営を終えた夫氏に炭火を起こしてもらう。
やっぱりキャンプといえばバーベキュー…なんだけど、焚き火台として買ったグリルで焼くのは初体験。
まあ炭がちゃんと燃えて、金網さえあれば焼けるわな。普通に。と思っていた。
でも、この時は完全には理解していなかったけど、やっぱりバーベキューが遠い。
焚き火台は低いし、比較的テーブルから離して設置するから、料理としてバーベキューするとなるとどーも臨場感に欠ける。
肉を焼く。焼いた肉をお皿に乗せてテーブルに運ぶ。
…フライパンで焼いても同じじゃない?なんか、うまく言えないけど。
目の前で焼いて、ほら焼けたの取りなさいとか、そーいうの、微妙に大事じゃない?
肉の焼ける匂いとかジュージューいう音とか。ほら。なんか、いわゆる臨場感。
荷物を減らしたいから、焚き火台とバーベキューコンロを両方持ってくるのは確かに効率的じゃない。そりゃわかる。
さらにカセットコンロは持ってきてる訳だしねえ。
まあカセットコンロをテーブルに設置して焼肉する手もあるんだけど、炭火は置いてけぼりになるしな。
こういうのが荷物と車の積載量の兼ね合いになるんだろうな…
とまあ、微妙なところもありつつ、楽しくお食事をすませて、いよいよお待ちかねの焚き火である。
焚き火だ焚き火だー、楽しいぞー。

焚き火を見ながら、ボヘ〜っとビールや酎ハイを飲む。
綺麗な月も出ている。木の葉が風に揺れる音も聞こえる。そして、近くで若者グループが大はしゃぎする声もめちゃくちゃ聞こえる。
まあいいじゃないの。我々だって人様には言えないようなはっちゃけた大学時代過ごしてきたんだし(オイ)
若者の多少はしゃぐ声なんて、むしろ懐かしいぐらい。
トイレに行って帰ってくる息子に大好評のリングライトを目標にして、私もトイレに行ってみた。
途中でその若者グループの一人に遭遇。
「すいません、トイレどこですかね?」
いい感じに酔っ払っている。っつーか、トイレの場所は確認しておこうよ。
「こっちですよー、一緒に行きますか。」
「あー、このキャンプ場によく来られるんですか?」
「いえいえ、初めてなんです。息子がいるからトイレの場所は確認したんですよ。」
「あー、そうなんですかー。」
とかなんとか雑談しながらトイレに着く。
トイレから帰る時、その若者が他のグループメンバーに
「親切なおばちゃんにトイレの場所教えてもらったーテヘッ」
と、大声で言っているのが聞こえる。
おばちゃんなのは事実だから別にいいんだけど、なぜか微妙にぐさっとくる。これが乙女心というやつか…。
ちなみに写真がないのは、私が撮るのを忘れていたからである。
そして夫氏からいまだデータ提供がなされていないからである。
やっぱりキャンプといえばバーベキュー…なんだけど、焚き火台として買ったグリルで焼くのは初体験。
まあ炭がちゃんと燃えて、金網さえあれば焼けるわな。普通に。と思っていた。
でも、この時は完全には理解していなかったけど、やっぱりバーベキューが遠い。
焚き火台は低いし、比較的テーブルから離して設置するから、料理としてバーベキューするとなるとどーも臨場感に欠ける。
肉を焼く。焼いた肉をお皿に乗せてテーブルに運ぶ。
…フライパンで焼いても同じじゃない?なんか、うまく言えないけど。
目の前で焼いて、ほら焼けたの取りなさいとか、そーいうの、微妙に大事じゃない?
肉の焼ける匂いとかジュージューいう音とか。ほら。なんか、いわゆる臨場感。
荷物を減らしたいから、焚き火台とバーベキューコンロを両方持ってくるのは確かに効率的じゃない。そりゃわかる。
さらにカセットコンロは持ってきてる訳だしねえ。
まあカセットコンロをテーブルに設置して焼肉する手もあるんだけど、炭火は置いてけぼりになるしな。
こういうのが荷物と車の積載量の兼ね合いになるんだろうな…
とまあ、微妙なところもありつつ、楽しくお食事をすませて、いよいよお待ちかねの焚き火である。
焚き火だ焚き火だー、楽しいぞー。

焚き火を見ながら、ボヘ〜っとビールや酎ハイを飲む。
綺麗な月も出ている。木の葉が風に揺れる音も聞こえる。そして、近くで若者グループが大はしゃぎする声もめちゃくちゃ聞こえる。
まあいいじゃないの。我々だって人様には言えないようなはっちゃけた大学時代過ごしてきたんだし(オイ)
若者の多少はしゃぐ声なんて、むしろ懐かしいぐらい。
トイレに行って帰ってくる息子に大好評のリングライトを目標にして、私もトイレに行ってみた。
途中でその若者グループの一人に遭遇。
「すいません、トイレどこですかね?」
いい感じに酔っ払っている。っつーか、トイレの場所は確認しておこうよ。
「こっちですよー、一緒に行きますか。」
「あー、このキャンプ場によく来られるんですか?」
「いえいえ、初めてなんです。息子がいるからトイレの場所は確認したんですよ。」
「あー、そうなんですかー。」
とかなんとか雑談しながらトイレに着く。
トイレから帰る時、その若者が他のグループメンバーに
「親切なおばちゃんにトイレの場所教えてもらったーテヘッ」
と、大声で言っているのが聞こえる。
おばちゃんなのは事実だから別にいいんだけど、なぜか微妙にぐさっとくる。これが乙女心というやつか…。
ちなみに写真がないのは、私が撮るのを忘れていたからである。
そして夫氏からいまだデータ提供がなされていないからである。
2019年11月01日
ファミキャンepisode1-1〜休暇村南阿蘇ファミリーオートキャンプ場
さて、やっと予約が取れたのは、熊本阿蘇の休暇村南阿蘇ファミリーオートキャンプ場であった。
「どこ?」
「高森。月廻り温泉館の近く。」
「…あそこ。あんなとこにキャンプ場あったんだ…」
実家のわんこが健在だったころ(現在は故犬)、温泉とのびのびわんこ散歩のために阿蘇にはよくドライブに行った。高森あたりもよく行って、なぜか湯船からの景色が異様に開放的な月廻り温泉にもよく入った。あのあたりにキャンプ場もあったんだねえ。知らなかったよ。
さて、初!自力ファミキャンである。まず、素人キャンパーあるあるの
・準備にめっちゃ暇がかかる
・車に乗せる荷物がめっちゃ多い
・おかげで出発が遅くなる
をトリプルコンボで鮮やかに決めてしまった。
その上、行く途中でよったスーパーで、あれも食べたいこれも焼こうなどと、あれもこれも買い込んだ。
まあ予想されたことではあったが、
「アラフィフ夫婦と小学1年生男子一人、そんなに量は食べられない!!!」
(晩婚、高齢出産あるある)
を実感することにもなった。このことは現在も課題である。作りたい、食べたいものと量が合わないのである。
もうちょっと若いころならねえ…(遠い目)
まあそんなこんなでどうにか現地に着こうとしたころ。
「…阿蘇山、噴いてない?」
…あれま。中岳から煙がもくもくもく…。
お天気情報はチェックしてたが、そういや噴火情報はチェックしてなかったなあ。
「大丈夫かなあ。」
「大丈夫じゃない?別に規制もかかってなかったし。あそこが噴くのはいつものことだし。」
そして、キャンプ場に到着して夫氏が受付しにいったついでに聞いてきた。
「ここのところずーっと噴いてますって言われた。」
まあねー、活火山だし。
さて、キャンプサイトに車で入っていく。
オートサイトは駐車場付きなので、すぐそばで車を止めてテントを設営できるようである。ありがたい。
前回のボイボイとは違い、森!って感じのキャンプ場である。
木が多い。木陰にはなるけど、虫も多そうね。
我々夫婦は、あらかじめ役割分担していた。
夫氏はテント設営全般をする。
私は息子から目を離さない。
折しも例のキャンプ場子供失踪事件があったばかりである。
「キャンプ場ったっていい人ばかりじゃないんですよ!それでなくても危険な場所もありますからね!
テントは僕が張りますから、息子から目を離さないでくださいね!」
夫氏の言うことはもっともであった。
なので、車を止めたらすぐさま虫取りに行きたい息子に付き合って、夫氏を残して探検に出かけた。

キャンプサイトのすぐ近くに草っ原と木がある広場があって、虫取りがしたい息子にうってつけのエリアであった。
息子はこのエリアを縦横無尽に探索し、バッタやトンボを思う存分捕った。
時々脱走されながらも持参した虫ケース二つに虫かごから虫を移して眺めて、ハンティング欲はかなり満足したようであった。
ひとしきり遊んで帰ると、設営に苦戦している夫氏がいた。
「…何か手伝おうか?」
「お願いします。」
息子が捕ってきた虫の観察&スケッチに取り掛かったので、私も設営に協力することにした。
車から荷物を出して運ぶ。車から荷物を出して運ぶ。車から荷物を出して…
…なんでこんなに荷物が多いんだ。全部いるのか?
誰のせいでもない、自分で準備したのである。メインで準備したのは夫氏だったんだけど。
そして私は荷物を勝手に一つ増やしたりもしていた。

Coleman(コールマン) LEDストリングライトII 単三電池式
前回のボイボイキャンプ場で手ぶらキャンプをしたとき、夜暗くなると自分のテントがどこかわかりにくくなるという事に気がついた。
我々も間違いそうになったが、息子が迷いそうになっていたので、目印として購入したのだ。
これは大正解だった。お値段はそれほどでもないのに、テントが目立って、とても役に立つ。
息子も大喜び。
「これ綺麗だね!すごくいいね!」
…ただ、箱から出して袋にでも入れて持ってくるべきであった。
こういうことが他にも細々とあった。
荷物の嵩を減らす。
現地での設営がなるべく早くできるよう段取りする。
極力ゴミが少なくなるように準備する。
これが初キャンプ以降の課題となった。
つまり、家でできる準備は家でするという、単純な事にやっと気づいたのである。
ま、初回なんだし。最初からうまくいくわけないわな。
しょうがないしょうがない。
夫氏がテントをどうにか作り上げて、中をごそごそ整備し始めたので、私は夕ご飯の準備にとりかかることにした。
私が独身時代に買ったミニ折り畳みテーブルをセットして、その上にカセットコンロを置く。
冷凍ご飯(自宅で炊いて冷凍してあるやつ)を出して、フライパンに油を熱して卵を割り入れてかき混ぜて、ご飯を入れる。
…クーラーボックスに入れてあったご飯が溶けてない。溶かすのに苦労する。今後は早めにクーラーボックスから取り出しておこう。
そして、市販のチャーハンの元をかけて、簡単チャーハン出来上がり。
作りながら実感した。
キャンプ場で暖かい炭水化物を食べるために、飯盒やらホットサンドメーカーやらがアウトドアグッズとして重宝されているのだなあ。
グランピングの時も手ぶらキャンプの時も、当たり前のようにホットサンドメーカーがおいてあって、なんでみんなそんなにホットサンド好きなの?とか思ってたけど、他に美味しくパンを温めて食べる方法がない訳ね。電子レンジやトースターが使えないもんね。
ただグランピングの時は、テントの中に冷蔵庫もクーラーもあるのに、別にホットサンドに拘らなくてもとは思うけどね。(しかも電熱式だった…余計に意味がわからん。)
後は飯盒炊飯ね…炊きたてご飯をアウトドアで食べるのは美味しいだろうね…。
でもカセットコンロがあれば、普通の鍋で普通に炊けるよねご飯…。
それと、テーブルが耐熱性だったら便利だろうとすぐに思った。
なるほど、調理用テーブルも考えた方がよさそう。
「どこ?」
「高森。月廻り温泉館の近く。」
「…あそこ。あんなとこにキャンプ場あったんだ…」
実家のわんこが健在だったころ(現在は故犬)、温泉とのびのびわんこ散歩のために阿蘇にはよくドライブに行った。高森あたりもよく行って、なぜか湯船からの景色が異様に開放的な月廻り温泉にもよく入った。あのあたりにキャンプ場もあったんだねえ。知らなかったよ。
さて、初!自力ファミキャンである。まず、素人キャンパーあるあるの
・準備にめっちゃ暇がかかる
・車に乗せる荷物がめっちゃ多い
・おかげで出発が遅くなる
をトリプルコンボで鮮やかに決めてしまった。
その上、行く途中でよったスーパーで、あれも食べたいこれも焼こうなどと、あれもこれも買い込んだ。
まあ予想されたことではあったが、
「アラフィフ夫婦と小学1年生男子一人、そんなに量は食べられない!!!」
(晩婚、高齢出産あるある)
を実感することにもなった。このことは現在も課題である。作りたい、食べたいものと量が合わないのである。
もうちょっと若いころならねえ…(遠い目)
まあそんなこんなでどうにか現地に着こうとしたころ。
「…阿蘇山、噴いてない?」
…あれま。中岳から煙がもくもくもく…。
お天気情報はチェックしてたが、そういや噴火情報はチェックしてなかったなあ。
「大丈夫かなあ。」
「大丈夫じゃない?別に規制もかかってなかったし。あそこが噴くのはいつものことだし。」
そして、キャンプ場に到着して夫氏が受付しにいったついでに聞いてきた。
「ここのところずーっと噴いてますって言われた。」
まあねー、活火山だし。
さて、キャンプサイトに車で入っていく。
オートサイトは駐車場付きなので、すぐそばで車を止めてテントを設営できるようである。ありがたい。
前回のボイボイとは違い、森!って感じのキャンプ場である。
木が多い。木陰にはなるけど、虫も多そうね。
我々夫婦は、あらかじめ役割分担していた。
夫氏はテント設営全般をする。
私は息子から目を離さない。
折しも例のキャンプ場子供失踪事件があったばかりである。
「キャンプ場ったっていい人ばかりじゃないんですよ!それでなくても危険な場所もありますからね!
テントは僕が張りますから、息子から目を離さないでくださいね!」
夫氏の言うことはもっともであった。
なので、車を止めたらすぐさま虫取りに行きたい息子に付き合って、夫氏を残して探検に出かけた。

キャンプサイトのすぐ近くに草っ原と木がある広場があって、虫取りがしたい息子にうってつけのエリアであった。
息子はこのエリアを縦横無尽に探索し、バッタやトンボを思う存分捕った。
時々脱走されながらも持参した虫ケース二つに虫かごから虫を移して眺めて、ハンティング欲はかなり満足したようであった。
ひとしきり遊んで帰ると、設営に苦戦している夫氏がいた。
「…何か手伝おうか?」
「お願いします。」
息子が捕ってきた虫の観察&スケッチに取り掛かったので、私も設営に協力することにした。
車から荷物を出して運ぶ。車から荷物を出して運ぶ。車から荷物を出して…
…なんでこんなに荷物が多いんだ。全部いるのか?
誰のせいでもない、自分で準備したのである。メインで準備したのは夫氏だったんだけど。
そして私は荷物を勝手に一つ増やしたりもしていた。

Coleman(コールマン) LEDストリングライトII 単三電池式
前回のボイボイキャンプ場で手ぶらキャンプをしたとき、夜暗くなると自分のテントがどこかわかりにくくなるという事に気がついた。
我々も間違いそうになったが、息子が迷いそうになっていたので、目印として購入したのだ。
これは大正解だった。お値段はそれほどでもないのに、テントが目立って、とても役に立つ。
息子も大喜び。
「これ綺麗だね!すごくいいね!」
…ただ、箱から出して袋にでも入れて持ってくるべきであった。
こういうことが他にも細々とあった。
荷物の嵩を減らす。
現地での設営がなるべく早くできるよう段取りする。
極力ゴミが少なくなるように準備する。
これが初キャンプ以降の課題となった。
つまり、家でできる準備は家でするという、単純な事にやっと気づいたのである。
ま、初回なんだし。最初からうまくいくわけないわな。
しょうがないしょうがない。
夫氏がテントをどうにか作り上げて、中をごそごそ整備し始めたので、私は夕ご飯の準備にとりかかることにした。
私が独身時代に買ったミニ折り畳みテーブルをセットして、その上にカセットコンロを置く。
冷凍ご飯(自宅で炊いて冷凍してあるやつ)を出して、フライパンに油を熱して卵を割り入れてかき混ぜて、ご飯を入れる。
…クーラーボックスに入れてあったご飯が溶けてない。溶かすのに苦労する。今後は早めにクーラーボックスから取り出しておこう。
そして、市販のチャーハンの元をかけて、簡単チャーハン出来上がり。
作りながら実感した。
キャンプ場で暖かい炭水化物を食べるために、飯盒やらホットサンドメーカーやらがアウトドアグッズとして重宝されているのだなあ。
グランピングの時も手ぶらキャンプの時も、当たり前のようにホットサンドメーカーがおいてあって、なんでみんなそんなにホットサンド好きなの?とか思ってたけど、他に美味しくパンを温めて食べる方法がない訳ね。電子レンジやトースターが使えないもんね。
ただグランピングの時は、テントの中に冷蔵庫もクーラーもあるのに、別にホットサンドに拘らなくてもとは思うけどね。(しかも電熱式だった…余計に意味がわからん。)
後は飯盒炊飯ね…炊きたてご飯をアウトドアで食べるのは美味しいだろうね…。
でもカセットコンロがあれば、普通の鍋で普通に炊けるよねご飯…。
それと、テーブルが耐熱性だったら便利だろうとすぐに思った。
なるほど、調理用テーブルも考えた方がよさそう。
2019年10月30日
ファミキャン道初心者入り口
さて、ファミリーキャンプ道初心者入り口に足を踏み入れた我々だったが、
「最初はテント張るのも慣れてないし、近場で練習がてらどこかでキャンプしようか?」
とかいう甘い目論見はあっさり外れた。
なぜなら…
昨今のキャンプブームでキャンプ場の予約が取れない!!!
という、全く知らなかった事実を突きつけられたからである。
何せキャンプというかアウトドアの知識が数十年単位で止まっていた我々夫婦、まずキャンプ場の予約という概念自体が今回の手ぶらキャンプの時までなかったというお粗末さである。しかもネットにキャンプ場専用予約サイトまであるとか全然知らなかったし、時代に取り残されていた感は否めなかった。
そして前回、評判のいいボイボイキャンプ場を利用させてもらって初めて知った事実の数々。キャンプ場にウォシュレット付きトイレがあるとか、綺麗な化粧室があるとか、シャワー室完備とか、管理人さんがいて安心とか。何それ。キャンプ場すげー。昔のキャンプと隔世の感がある。
そして、ボイボイキャンプ場のフリーサイトを埋め尽くすテントを見て正直驚いた。
「え?今ってキャンプブームなの?」
この呟きに、我々と世間のずれが凝縮していた。遠くで噂は聞いていた気もするけど(ソロキャンとか、言葉だけは知ってた)全く実感としてキャンプブームなんて知らなかったのだ。近くにキャンプ趣味とかの人もいなかったし…いや話題にならなくて知らなかっただけかもしれないけど。
そして、手ぶらキャンプで準備されていたスノーピークのテントにまた驚いた。
「居住性、良すぎじゃね?」

正直に言って、私なんぞ「スノーピーク」なるブランドすら知らなかった。
超絶上等高価なキャンプ用品のブランドなんですってね、奥様知ってました?
私がキャンプ関連用品のブランドで知っていたのはコールマンとロゴスぐらい。だって近所のホームセンターに置いてあるのそれぐらいだし。
キャンプ用品のことを「キャンプギア」とかいう言い方も最近知ったのだ。わあ、なんだかベテランっぽい言い方だよね、キャンプギア。
キャンプギアといえば、スノーピークのテントにセットされていた食器を干すネットを見て「…干物でも作るのか?」と思った私なんてさーあははは。
で、我々もキャンプ道に足を踏み入れたからには、まずはテントを購入しないといけないようであった。
夫氏は古いテントを所有しているとのことであったが、ファミリーキャンプにはおよそ向かない代物(しかも年代物)のようで、こいつは伝説のキャンプ用具のままでいてもらうことが決定した。
最近のキャンプの基礎知識の圧倒的不足がある我々夫婦がテントを購入する…となるとまずは知識を習得しないと。
同じオタク気質の夫婦でも、知識の習得方法には違いがある。
私はいつものように、とりあえず目の前の箱で検索かけて深掘りして掘って掘って掘って、情報を集める。
夫氏は実店舗に足繁く通ってパンフレットをもらって読み込み、知識のあるスタッフさんと話し込み、現物を見て知識を深める。
「最初は手際も悪いだろうし、建てやすいのじゃないと…」
うんうん、わかる。
「店員さんは、最近はツールームが主流ですって言ってた…」
素人は逆張りせず、素直に流行りに乗っとこう!
「あんまり高いのも…だいたいこの家族のブームがいつまで続くかわからんし…。」
あああー確かに!熱しやすく飽きやすい一家だからね!
まあ、子供の頃キャンプしただけの私よりは、大学時代にサークルでアウトドアっぽい活動をしていた夫氏の方がさすがに知識があるだろうから、夫氏のチョイスでいいよー、適当なの買ってきてー。
「一緒に見に行きましょうよー、ちゃんと一緒に選ぼうよー。」
なんでやねん。適当なの買ってくりゃいいじゃん。
で、結局実店舗に連れて行かれ、夫氏がスタッフとじっくりオタク話をするのを息子と飽きるほど待たされ、ついに購入したのは!!!

Coleman(コールマン) 【限定カラー】タフスクリーン2ルームハウス+2ルームハウス用テントシートセット【お得な2点セット】
(これと同じ形だけど、ダークルームテクノロジーとかいうやつで、日光を遮断するやつ。色は白で縁が赤。)
(展示品限り消費税増税前売りつくしセールで安かったからという理由も大きい。)
(もちろん、グラウンドシートとインナーシートは両方とも買った)
それとインフレータブルマットとかいうやつを買う。手ぶらキャンプの時、スノーピークのテントには上等なテントマットが敷いてあって居住性はとても良かったんだけど、いざ就寝となったらやっぱり地面が固くて腰痛持ちの私は寝心地が非常に悪かった。夫氏が「こんなこともあろうかと」とかいいながら車のトランクから取り出したエアーマットのおかげで助かったのだ。なので、やっぱり寝心地だけは妥協できない、っていうかマジで腰がやばいので買った。どっちにしても夫氏はエアーマットを2つしか持ってなかったので、一つ買い足さないといけなかったのである。フーフー吹いたりエアーポンプをシュポシュポさせなくても勝手に空気が入って膨らむマットだって。テクノロジーの進化がやばい。
そして焚き火!そう、焚き火台!焚き火しにキャンプ行くのに、焚き火台がなかったらダメじゃん!
「燃えろ燃えろ!ふはははは、見ろ、割り箸がゴミのようだ!!!」的なことを言いながらビールが飲みたいんだよ、というか、それがキャンプの目的なんだし(オイ)。
しかし、焚き火台そのものには何も思い入れはないので、店員さんのオススメを購入することにする。

ロゴス(LOGOS) ピラミッドグリル・コンパクト
後のものはねえ…家にあるものでどうにかするとか、100均でどうにかするとかでどうにかなるんじゃない?どうせ最初は要らないもの持って行ったり、要るものがなかったりするんだよ、もうそれはしょうがないし。何せ経験値がないから。
それで、最低限の用具が揃ったようなので、冒頭に書いたようにキャンプ場の予約をしようとして
「…オートサイト?フリーサイト?AC電源区画?…わからん…用語そのものの知識に問題ありすぎ…」
と頭を抱える羽目になった。
で、それらがどうにか何を意味するかわかっても、どのキャンプ場も一杯で予約できないという羽目に陥ったのであった。
昔から夫氏も言ってた
「キャンプのシーズンって、夏じゃなくて本当は秋とか春なんだよ。」
というアレ。ほーへーと右から左に聞き流していたけど、どうやら本当だったらしい。
キャンプ場、どこも一杯。予約取れず。えー、そうなんだー、キャンプってしたいと思ったらすぐできるとかそういうものじゃなかったんだー。
ネットで予約できないキャンプ場に電話してみても
「あー、予約一杯ですねー、休日はずっと無理ですかねー。」と言われる始末。
私ら周回遅れもいいとこじゃん?すげえなキャンプブームって。
しかし諦めたらそこで試合終了である。夫氏と二人で一生懸命次のキャンプ場を探し出して、我々のど素人ファミリーキャンプはスタートすることになった。
「最初はテント張るのも慣れてないし、近場で練習がてらどこかでキャンプしようか?」
とかいう甘い目論見はあっさり外れた。
なぜなら…
昨今のキャンプブームでキャンプ場の予約が取れない!!!
という、全く知らなかった事実を突きつけられたからである。
何せキャンプというかアウトドアの知識が数十年単位で止まっていた我々夫婦、まずキャンプ場の予約という概念自体が今回の手ぶらキャンプの時までなかったというお粗末さである。しかもネットにキャンプ場専用予約サイトまであるとか全然知らなかったし、時代に取り残されていた感は否めなかった。
そして前回、評判のいいボイボイキャンプ場を利用させてもらって初めて知った事実の数々。キャンプ場にウォシュレット付きトイレがあるとか、綺麗な化粧室があるとか、シャワー室完備とか、管理人さんがいて安心とか。何それ。キャンプ場すげー。昔のキャンプと隔世の感がある。
そして、ボイボイキャンプ場のフリーサイトを埋め尽くすテントを見て正直驚いた。
「え?今ってキャンプブームなの?」
この呟きに、我々と世間のずれが凝縮していた。遠くで噂は聞いていた気もするけど(ソロキャンとか、言葉だけは知ってた)全く実感としてキャンプブームなんて知らなかったのだ。近くにキャンプ趣味とかの人もいなかったし…いや話題にならなくて知らなかっただけかもしれないけど。
そして、手ぶらキャンプで準備されていたスノーピークのテントにまた驚いた。
「居住性、良すぎじゃね?」

正直に言って、私なんぞ「スノーピーク」なるブランドすら知らなかった。
超絶上等高価なキャンプ用品のブランドなんですってね、奥様知ってました?
私がキャンプ関連用品のブランドで知っていたのはコールマンとロゴスぐらい。だって近所のホームセンターに置いてあるのそれぐらいだし。
キャンプ用品のことを「キャンプギア」とかいう言い方も最近知ったのだ。わあ、なんだかベテランっぽい言い方だよね、キャンプギア。
キャンプギアといえば、スノーピークのテントにセットされていた食器を干すネットを見て「…干物でも作るのか?」と思った私なんてさーあははは。
で、我々もキャンプ道に足を踏み入れたからには、まずはテントを購入しないといけないようであった。
夫氏は古いテントを所有しているとのことであったが、ファミリーキャンプにはおよそ向かない代物(しかも年代物)のようで、こいつは伝説のキャンプ用具のままでいてもらうことが決定した。
最近のキャンプの基礎知識の圧倒的不足がある我々夫婦がテントを購入する…となるとまずは知識を習得しないと。
同じオタク気質の夫婦でも、知識の習得方法には違いがある。
私はいつものように、とりあえず目の前の箱で検索かけて深掘りして掘って掘って掘って、情報を集める。
夫氏は実店舗に足繁く通ってパンフレットをもらって読み込み、知識のあるスタッフさんと話し込み、現物を見て知識を深める。
「最初は手際も悪いだろうし、建てやすいのじゃないと…」
うんうん、わかる。
「店員さんは、最近はツールームが主流ですって言ってた…」
素人は逆張りせず、素直に流行りに乗っとこう!
「あんまり高いのも…だいたいこの家族のブームがいつまで続くかわからんし…。」
あああー確かに!熱しやすく飽きやすい一家だからね!
まあ、子供の頃キャンプしただけの私よりは、大学時代にサークルでアウトドアっぽい活動をしていた夫氏の方がさすがに知識があるだろうから、夫氏のチョイスでいいよー、適当なの買ってきてー。
「一緒に見に行きましょうよー、ちゃんと一緒に選ぼうよー。」
なんでやねん。適当なの買ってくりゃいいじゃん。
で、結局実店舗に連れて行かれ、夫氏がスタッフとじっくりオタク話をするのを息子と飽きるほど待たされ、ついに購入したのは!!!

Coleman(コールマン) 【限定カラー】タフスクリーン2ルームハウス+2ルームハウス用テントシートセット【お得な2点セット】
(これと同じ形だけど、ダークルームテクノロジーとかいうやつで、日光を遮断するやつ。色は白で縁が赤。)
(展示品限り消費税増税前売りつくしセールで安かったからという理由も大きい。)
(もちろん、グラウンドシートとインナーシートは両方とも買った)
それとインフレータブルマットとかいうやつを買う。手ぶらキャンプの時、スノーピークのテントには上等なテントマットが敷いてあって居住性はとても良かったんだけど、いざ就寝となったらやっぱり地面が固くて腰痛持ちの私は寝心地が非常に悪かった。夫氏が「こんなこともあろうかと」とかいいながら車のトランクから取り出したエアーマットのおかげで助かったのだ。なので、やっぱり寝心地だけは妥協できない、っていうかマジで腰がやばいので買った。どっちにしても夫氏はエアーマットを2つしか持ってなかったので、一つ買い足さないといけなかったのである。フーフー吹いたりエアーポンプをシュポシュポさせなくても勝手に空気が入って膨らむマットだって。テクノロジーの進化がやばい。
そして焚き火!そう、焚き火台!焚き火しにキャンプ行くのに、焚き火台がなかったらダメじゃん!
「燃えろ燃えろ!ふはははは、見ろ、割り箸がゴミのようだ!!!」的なことを言いながらビールが飲みたいんだよ、というか、それがキャンプの目的なんだし(オイ)。
しかし、焚き火台そのものには何も思い入れはないので、店員さんのオススメを購入することにする。

ロゴス(LOGOS) ピラミッドグリル・コンパクト
後のものはねえ…家にあるものでどうにかするとか、100均でどうにかするとかでどうにかなるんじゃない?どうせ最初は要らないもの持って行ったり、要るものがなかったりするんだよ、もうそれはしょうがないし。何せ経験値がないから。
それで、最低限の用具が揃ったようなので、冒頭に書いたようにキャンプ場の予約をしようとして
「…オートサイト?フリーサイト?AC電源区画?…わからん…用語そのものの知識に問題ありすぎ…」
と頭を抱える羽目になった。
で、それらがどうにか何を意味するかわかっても、どのキャンプ場も一杯で予約できないという羽目に陥ったのであった。
昔から夫氏も言ってた
「キャンプのシーズンって、夏じゃなくて本当は秋とか春なんだよ。」
というアレ。ほーへーと右から左に聞き流していたけど、どうやら本当だったらしい。
キャンプ場、どこも一杯。予約取れず。えー、そうなんだー、キャンプってしたいと思ったらすぐできるとかそういうものじゃなかったんだー。
ネットで予約できないキャンプ場に電話してみても
「あー、予約一杯ですねー、休日はずっと無理ですかねー。」と言われる始末。
私ら周回遅れもいいとこじゃん?すげえなキャンプブームって。
しかし諦めたらそこで試合終了である。夫氏と二人で一生懸命次のキャンプ場を探し出して、我々のど素人ファミリーキャンプはスタートすることになった。
2019年10月29日
そしてキャンプ沼へ
以前から旅行が好きだった。国内、国外、独身時代は友達や親と一緒、または一人でもあちゃこちゃ行った。結婚してからは夫氏も旅行好きだったので、二人であちゃこちゃ行った。息子が生まれてからは、近場の動物園に始まって、恐竜にハマった息子の博物館巡りを口実に温泉旅行、深海魚にハマった息子の水族館巡りを口実に温泉旅行、そしてちょびっと海外に行って、ようわからん英語の説明を聞きながら恐竜のロボットが蠢く博物館にお泊まりしたり、まあいろいろしてきた。

しかし…アウトドア…アウトドアなあ…多動気味のうちの息子の行動がイマイチ危険かなと言う気がして踏み切れなかった。しかしものすごく昔、自分が親に連れて行ってもらったキャンプはとても楽しかった思い出がある。そして夫氏は昔(というほどでもないけど)トレッキング部に所属してアウトドア経験がないこともない。夫氏は「テントもアウトドアグッズもたくさん置いてありますよ!」と言っていたが、一度も見たことがなかったので、私の中では「伝説のキャンプ道具」として実在していない可能性があるとさえ思っていた(失礼)。
しかし憧れはあったし息子も小学生になり少し落ち着いたので、夏の旅行でグランピングを組み込んで見たのだった。テントという名の宿泊棟にはクーラー、シャワーブース、トイレ、冷蔵庫、AC電源があり、バーベキュー材料とポトフやチーズフォンデュなどをスタッフがこれでもかと持ってきてくれて、すごく豪華で至れり尽くせりで「コレジャナイ」感がひしひしと押し寄せた。

そして9月。でかいプールで遊びたいという息子の願いを叶えるべく近場旅行を計画したのだが、そこで一泊「手ぶらキャンプ」というのに申し込んでみたのであった。場所は九重高原のボイボイキャンプ場。スノーピークのオススメテントやキャンプギアがセットされていて、食料品だけを持ってきてくださいという超絶お手軽キャンプである。
そして…我々は沼にハマった。私は焚き火を見ながら飲むビールにハマり、夫氏はキャンプギアを楽しそうに眺め、息子は虫取りに夢中になった。これだよ、これこれ。私がしたかったのはこれですよ。



消費税増税直前だったため、急いでネットで情報を集め、スポーツ用品店でテントを購入し、マットを購入し、テーブルを購入し、椅子を購入し…
…そして夫氏の伝説のキャンプ用具の中の寝袋はついに日の目を見ることになった。本当にあったんだ、へー。
それから。秋のキャンプシーズン真っ只中の現在。素人っぷりを存分に発揮しながら、なぜかエラいペースでキャンプに行くようになってしまった、これはそんな妙なノリのドタバタファミキャンブログ…になればいいなー、なんせ飽きっぽいからなあ…。

しかし…アウトドア…アウトドアなあ…多動気味のうちの息子の行動がイマイチ危険かなと言う気がして踏み切れなかった。しかしものすごく昔、自分が親に連れて行ってもらったキャンプはとても楽しかった思い出がある。そして夫氏は昔(というほどでもないけど)トレッキング部に所属してアウトドア経験がないこともない。夫氏は「テントもアウトドアグッズもたくさん置いてありますよ!」と言っていたが、一度も見たことがなかったので、私の中では「伝説のキャンプ道具」として実在していない可能性があるとさえ思っていた(失礼)。
しかし憧れはあったし息子も小学生になり少し落ち着いたので、夏の旅行でグランピングを組み込んで見たのだった。テントという名の宿泊棟にはクーラー、シャワーブース、トイレ、冷蔵庫、AC電源があり、バーベキュー材料とポトフやチーズフォンデュなどをスタッフがこれでもかと持ってきてくれて、すごく豪華で至れり尽くせりで「コレジャナイ」感がひしひしと押し寄せた。

そして9月。でかいプールで遊びたいという息子の願いを叶えるべく近場旅行を計画したのだが、そこで一泊「手ぶらキャンプ」というのに申し込んでみたのであった。場所は九重高原のボイボイキャンプ場。スノーピークのオススメテントやキャンプギアがセットされていて、食料品だけを持ってきてくださいという超絶お手軽キャンプである。
そして…我々は沼にハマった。私は焚き火を見ながら飲むビールにハマり、夫氏はキャンプギアを楽しそうに眺め、息子は虫取りに夢中になった。これだよ、これこれ。私がしたかったのはこれですよ。



消費税増税直前だったため、急いでネットで情報を集め、スポーツ用品店でテントを購入し、マットを購入し、テーブルを購入し、椅子を購入し…
…そして夫氏の伝説のキャンプ用具の中の寝袋はついに日の目を見ることになった。本当にあったんだ、へー。
それから。秋のキャンプシーズン真っ只中の現在。素人っぷりを存分に発揮しながら、なぜかエラいペースでキャンプに行くようになってしまった、これはそんな妙なノリのドタバタファミキャンブログ…になればいいなー、なんせ飽きっぽいからなあ…。